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助産師・看護師

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新人看護師の対談


■坂部さん
[ICU・CCUセンター看護師]1年目
東海アクシス看護専門学校(袋井市出身)

■森下さん
[手術センター看護師]1年目
東海アクシス看護専門学校(周智郡森町出身)

■藤原さん
[整形外科病棟看護師]1年目
東海アクシス看護専門学校(磐田市出身)

看護師を目指したきっかけを教えてください

坂部さん:もともと保育士に憧れていたのですが、病気で父を亡くしたことをきっかけに、医療の道を志すようになりました。友達のお母さんが看護師をされていて、いろいろ話を聞いていくうちに、どんどん「看護師になりたい」という気持ちが膨らんでいきましたね。

森下さん:消防士や介護士として働く兄弟を見て、私も「人助けができる仕事を」と考えるようになりました。「どうせなら兄弟とは別の業界へ」と思って、看護師を選びました。

藤原さん:私の場合は、中学生の時の専門学校見学でアクシス(東海アクシス看護専門学校)に行ったことで、まず「アクシスって良いな」と思ったのが始まりです。その後、祖母が在宅医療を受けるようになったのですが、担当してくださった看護師さんがすごく親切に看護をしてくださって、その姿を見て憧れを抱きました。

中東遠を選んだ理由を教えてください

森下さん:みんなそうだと思うけど、実習でお世話になって、その時に「ここが一番自分に合っているな」と感じたからですね。キレイな病院で働きやすそうな雰囲気がありましたし、先輩方を見ても、みなさんすごく明るくて、ハキハキ仕事をしていました。

藤原さん:近隣の他の総合病院も一通り見学したのですが、最終的に「やっぱり中東遠かな」って思いましたね。多種多様な患者さんのさまざまな疾患に関われること、充実の設備で最新の医療が学べることがポイントとなりました。森下さんがおっしゃったように、新しくてキレイな病院というのも魅力でしたね。

坂部さん:やっぱり実習での経験が大きいですよね。先輩方がすごく良くしてくださって、すぐに「私もここで働きたい!」と思うようになりました。

森下さん:中東遠はアクシスから入職する人がものすごく多いので、その点も選んだ理由です。学生時代からの仲間と一緒に働くことができるというのは、大きなメリットですから。

それぞれ異なる部署に配属されていますが、希望通りの配属ですか?

坂部さん:正直、「この部署に行きたい」というのはありませんでした。ただ、ICU・CCUセンターなら一般病棟と違って、1~2名の患者さんとじっくり向き合える環境だし、さまざまな疾患に関わることができると思ったんですよね。アセスメント力をはじめ、看護師としての総合的な成長を期待できるかなって。

森下さん:私はオペに興味があったので、手術センターを希望しました。もともと「専門的な分野を極めたい」という気持ちがあったので、それなら「手術に特化した看護を極めよう」と考えたんです。

藤原さん:みんな意識が高いなぁ(笑)。私は「最初だし一般病棟が良いかな」という考えでしたね。看護師としての基礎をしっかり身に付けながら、少しずつ業務に慣れていきたいなって。また、整形外科なら回復されて元気になっていく患者さんが多いので、そういう姿を見ることが日々のモチベーションにつながると考えました。

坂部さん:病棟勤務だと、ある程度、学校で習ったことが活かせると思うけど、ICUや手術センターだと、ほぼゼロからのスタートですよね。

森下さん:確かにそう。今まさに“学び直し”をしている感じです。患者さんへの応対も「いかに短い時間で、どれだけ安心させられるか?」が重要になってくるので、そういった技術というのは、学校だとなかなか教えてもらえないんですよね。

藤原さん:実習だと一般病棟での経験がほとんどですからね。もうひとつ配属について言うと、中東遠は入職してすぐに配属部署が決まるので、早い段階から実務の経験が積めて、部署に慣れることができるのが良かったなって。

坂部さん:他の病院だと、最初の数ヶ月間は各診療科をローテーションするというところもあるみたいですからね。

入職されて半年。これまでで一番成長した部分はどこだと感じていますか?

坂部さん:入職してすぐの頃は「何を聞けば良いのか?」「何に頼れば良いのか?」すらわからない状態でしたが、最近は、先輩方に質問をするにしても、ちゃんと意味や意図のある内容で質問することができるようになってきたかなと思います。もちろん、まだまだ成長すべき部分はたくさんありますけどね。特にICUの患者さんだと、人工呼吸器を付けている患者さんが多いから、疾患のことだけじゃなく、人工呼吸器の数値などについても気を配らなくちゃいけないんです。そうやって多角的な視点から患者さんと接するのがすごく難しいですね。

藤原さん:その感覚は病棟でも同じように感じます。整形外科だから普通の骨折とかの患者さんばかりかと思っていましたが、当院だと高齢の患者さんが多いから、持病や原疾患のことも絡めながら看護していく必要があるんですよね。

坂部さん:目の前の疾患だけにフィーチャーするのではなく、病状の履歴や数値の変化など、さまざまなことを「つなげて考える」能力が大切なんですよね。

藤原さん:そう。でもまだ私一人では判断しきれないから、先輩方に頼ってばかり(苦笑)。

森下さん:それでも、少しずつできることが増えてきたので、そこに成長を感じています。特にメンタルの部分は結構鍛えられましたね。入職当初は失敗を恐れて動けないことも多々ありましたが、最近は「失敗しても良いからやってみよう!」って思えるようになりました。器械出しや外回りの業務も「どうすれば使いやすいか?」を考えながらできるようになってきましたね。


新人看護師への教育についてはいかがですか?

坂部さん:すごく満足しています。新人教育は中東遠の強みのひとつですよね。ICUは重症の患者さんが多いので、新人は何かと不安を抱くシーンが多いのですが、つねにプリセプター(指導担当)の先輩看護師がサポートしてくださり、コミュニケーションも頻繁に取ってくれます。すごく安心できますし、困ったことがあれば何でも相談できる関係性ができていますね。

藤原さん:実習や病院見学の印象そのままに、先輩方をはじめ、みなさんすごくやさしく指導してくださいますよね。

森下さん:本当、中東遠の新人教育は充実していると思います。私の場合はプリセプターの他に実地指導者の方もサポートしてくださるので、とても助かっています。教育方針としてもただ教えるのではなく、「自分で考えながら行動できる」ようなアドバイスをしてくださるので、それもすごく自身の成長にとってプラスになっていると感じますね。

坂部さん:医師やメディカルスタッフの方など、多職種の方からもいろいろなアドバイスをいただける環境も当院ならではですよね。

先輩看護師との「差」はどこに感じていますか?

藤原さん:全部ですね(苦笑)。月並みですけど、持っている知識と技術のボリュームが全然違います。先輩方は整形以外の分野のこともいろいろ知っていて、患者さんの状態が急変した時の対応力がものすごいんです。

森下さん:知識や技術もそうだし、あと、観察力というか、観察から導き出す「予測する力」に大きな差を感じますね。先輩方の器械出しを見ていると「なんでそれをそこに置いておけたの!?」って驚くことがしばしばあります。でも、それがちゃんと意味のある配置で、「きっと次はこれが欲しくなるから」と予測を立てているんですよね。

坂部さん:アセスメント力が全然違いますね。いつも「私たち新人看護師とは見ているところがちょっと違うな」と感じています。

みなさんが考える“理想の看護師像”について教えてください

藤原さん:やっぱり「患者さんのことを一番に考えられる」看護師ですね。忙しくて、業務をこなすことに精一杯になってしまいそうな時でも、まずは患者さんの声に耳を傾け、最適な治療を最善なカタチで提供していけるように努力していきたいです。

森下さん:手術を受けられる患者さんの不安や恐怖を少しでも取り除いていける看護師ですね。手術センターだと患者さんと接する時間はすごく短いのですが、その中でもタイミング良く、最適な声掛けをすることで、安心して手術と向き合っていけるような雰囲気を作り出せたらなと思っています。

坂部さん:「根拠を持って行動できる」看護師ですね。医師や先輩方から言われたことをただこなすのではなく、「なぜこのオーダーなんだろう?」「なぜやる必要があるのだろう?」を考えて、ひとつひとつの行動を意味のあるものにしていけるようになりたいです。

今後の目標について教えてください

森下さん:看護師としてどんどんキャリアアップを重ねていきたいです。認定や特定看護師といった認定資格もいつか取得してみたいですね。特に手術センターだと、特定行為を活かせるシーンが数多くあると思いますから。

藤原さん:患者さんの入院から退院までにしっかり対応する、プライマリーナーシング(一人の患者さんを一人の看護師が一貫して見る)ができる看護師になりたいです!

坂部さん:まずは、ICUに関係するさまざまな知識を学んだ上で、将来的には興味を持った専門分野を深く追求していけたらと思っています。

最後に“未来の後輩”に向けてのメッセージをお願いします。

森下さん:国家資格の勉強は大変だと思いますが、苦しいと思うと、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。だから「どれだけ楽しく勉強できるか?」を考えて、友達と一緒に支え合ったり、ゲーム感覚で課題に取り組むなどの工夫をしてみてください。私も勉強するのが大嫌いでしたが、この「楽しむ」を意識することで、困難を乗り越えることができました。

藤原さん:私からは入職先の選び方について。やっぱり自分の適正だったり、「どういう風に働きたいか?」を考えて、病院選びをしてほしいなと思います。例えば中東遠の場合は、急性期病院になりますので、バタバタと忙しく働くことになります。そういったハードな環境で自分を成長させたいのであれば、中東遠のような病院を選ぶことをおすすめしますし、反対に「もっとのんびり自分のペースで働きたい」というのであれば、回復期や慢性期の病院を中心に候補を絞ると良いと思います。

森下さん:自分のイメージする看護師像と照らし合わせることが大切ですよね。

坂部さん:実習を重ねていくと、何となく「どういう病院が自分に合っているか?」がわかってくると思います。とは言え、どんな病院に入職しても、楽しいこともあれば辛いこともあります。そんな時は一人で抱え込まず、周囲の先輩方や同期の仲間に頼ることも大切です。医療というのはチームで行うものなので、頼るべき時はとことん頼る!そうやって、看護師としての人生を末長く続けていってほしいと思います。

藤原さん:と言っても、私たちもまだ半年しか経ってないけど(笑)。

坂部さん:ですね(笑)。

藤原さん:自分の適正や働いてみたい環境を踏まえた上で、もし「中東遠が良いな」と感じてもらえたら、ぜひエントリーしてみてください!実際、看護師の数が足りてないと思いますし。

坂部さん:そうですね。当院なら間違いなく働きやすい環境だし、地方公務員としての立場なので、待遇面・福利厚生面もすごく充実していますよ。

森下さん:休みも取りやすいですし、プライベートの時間もしっかり確保できますからね。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

藤原さん:私たちも“ちょっと先輩”の看護師として、後輩のみなさんから慕われ、尊敬されるよう、これからもがんばっていきましょう!

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