第1回手術室通信 0アーム(オーアーム)が導入されました
4月手術室に、0アーム(術中CT撮影装置)が新規に導入されました。
0アームとは、アルファベッドの「O」という形を模した、手術中にX線を用いた高精細な透視画像と、CTのような三次元(3D)画像が、撮影できる画像システムです。
主に脊椎や骨盤の骨折や脊椎が変形している患者の骨をネジで固定する手術で使用します。以前はCT室で術前にしかとれなかったCTスキャンを、手術中に360°全ての方向から撮影することで体内の見えない複雑な骨の形を3D画像として描き出すことができます。そのため医師がネジの挿入場所や角度をリアルタイムに把握できるので、確実にまた短時間でネジを挿入できる利点があります。
0アーム導入に向けて、まず業者からの勉強会を行い、別日には医師、0アームを操作する放射線技師、0アームの画像を3D画像にする臨床工学技士、整形外科の手術を担当する看護師が集まってシミュレーションを行い、4月末に初めて骨盤骨折の患者さまに、5月は4回、6月に2回脊椎の患者様に使用しました。
0アームを使用する手術で必要な物品や数、いろいろな器具の室内配置などの注意点がわかってきたので、先日スタッフ全員に動画を用いて説明会を開きました。
新しい器械に慣れるまでは大変ですが、今後も患者さまに安心で安全な看護が提供されるように頑張ります。
0アームとは、アルファベッドの「O」という形を模した、手術中にX線を用いた高精細な透視画像と、CTのような三次元(3D)画像が、撮影できる画像システムです。
主に脊椎や骨盤の骨折や脊椎が変形している患者の骨をネジで固定する手術で使用します。以前はCT室で術前にしかとれなかったCTスキャンを、手術中に360°全ての方向から撮影することで体内の見えない複雑な骨の形を3D画像として描き出すことができます。そのため医師がネジの挿入場所や角度をリアルタイムに把握できるので、確実にまた短時間でネジを挿入できる利点があります。
0アーム導入に向けて、まず業者からの勉強会を行い、別日には医師、0アームを操作する放射線技師、0アームの画像を3D画像にする臨床工学技士、整形外科の手術を担当する看護師が集まってシミュレーションを行い、4月末に初めて骨盤骨折の患者さまに、5月は4回、6月に2回脊椎の患者様に使用しました。
0アームを使用する手術で必要な物品や数、いろいろな器具の室内配置などの注意点がわかってきたので、先日スタッフ全員に動画を用いて説明会を開きました。
新しい器械に慣れるまでは大変ですが、今後も患者さまに安心で安全な看護が提供されるように頑張ります。