当院では、毎年秋頃に新人を対象とした宿泊研修を開催しています。今年は新型コロナウイルス流行のため、例年の宿泊研修から2日間に分けてつま恋での多職種合同の日帰り研修に変更となりました。様々な悩みやストレスが溜まっている時期の1年生にとっては、このフォローアップ研修が良いリフレッシュになったのではないでしょうか。実際に研修に行った1年生に感想を聞いてみました！

　まずはじめに自然に囲まれた青空の下で軽スポーツを通して、同期との絆を深めました。
　その後は、各自これまでの半年間を振り返り、仕事での出来事やその時の自分の気持ちの浮き沈みをグラフで表し軌跡図を作成しました。良かったこと、苦労したこと、頑張ってきたことを同期と話し合い、それぞれの軌跡図を見ることでみんな自分と似たような思いや経験をしてきていたのだ、自分だけではなかったのだと共感することができました。さらに、今までの仕事での体験を話しながら、本当にその対応で良かったのか、他にできる改善策はないかなど、普段の職場環境とは違ってゆっくりといろいろなことを話すことができました。看護師だけでなく理学療法士や放射線技師などの他職種ともグループワークをすることができたので、それぞれの仕事内容や苦労についても知ることができました。
　職場を離れて非日常的な環境での研修だったこともあり、とても良い気分転換になりました。今後も看護師として患者さまに寄り添えるように頑張っていきたいです。

　普段病棟ではなかなか相談できない悩みがたくさんあったと思います。同期での研修だからこそ、気軽に様々なことを話すことができ、今後のモチベーションアップに繋がる良い時間を過ごすことができたと思います。これからも同期の仲間を大切に、一緒に頑張って欲しいと思います。私たちも先輩看護師として、1年生をサポートしながら一緒に成長していきたいと思います。