看護師の味方！"おむっレンジャー"

　看護部の中には、 "おむっレンジャー"というおむつに関する知識と技術を持った看護師部隊が存在します。

　おむつの選択や着用方法を間違えると、排泄物がおむつの外に漏れてしまい、患者さまに不快な思いをさせてしまったり、皮膚を損傷させてしまうこともあります。また、介助する側も本来ならば必要なかった介助をすることになってしまいます。
　看護師ならオムツ交換に困ることが無いような印象を受けるかもしれませんが、漏れないようにするため、パッドの枚数を多く使用して対応する看護師も少なくありません。

　そこで"おむっレンジャー"の出番です。各病棟にいるおむっレンジャーのメンバーは、漏れないためには何が大切か、おむつの正しい選択や装着方法などを1年間を通して学び、自分の部署の看護師に指導していきます。その結果、おむつに関する問題を解決し、患者さまの不快な思いや、看護師の介助量を減らすことにつながっていくのです。

　まさに看護師の味方です。