プログラム責任者
大切なのは
「自分が、自分らしくいられる環境」です。
「自分が、自分らしくいられる環境」です。
森川先生
[循環器内科]
[循環器内科]
他院にはない魅力・強みについて教えてください
「日本トップクラスの研修病院を目指す」の方針のもと、病院全体で研修医・専攻医の育成に力を注いでいます。現場の声としてよく挙がるのは「上級医、看護師、コメディカルとの距離が近い」、「チームとしての仲間意識が強い」ですね。特に、指導医と研修医、上級医と専攻医の関係性はすごく身近に感じてもらえるようで、話がしやすく、何でも気軽に相談に乗ってもらえる雰囲気です。また、中規模病院でありながら、救急を含めた患者数・症例数が多く、さまざまな医療の現場を経験できることも強みです。そのため、基本的なことから高度なことまで、幅広く習得することができます。
「内科専門研修プログラム」の特徴について教えてください
当院の内科は、総合内科、循環器内科、呼吸器内科など、計8つの診療科を有しています。診療科ごとの垣根や職種による上下関係のないアットホームな雰囲気が特徴で、内科全体で研修医・専攻医を丁寧に育てていくための取り組み、情報交換をつねに行っています。血液内科の常勤医がいないのが弱点ではありますが、そこは名古屋大学や浜松医科大学をはじめとする連携施設でカバーしていきます。また、それぞれの志望に応じたフレキシブルなコース設定ができるのも特徴です。医師として最低限の知識・技術は押さえなければいけませんが、それ意外の専門領域に関しては、個人のニーズを尊重し、可能な限り自由度の高い研修プログラムを選択できるようにしています。
森川先生の所属する循環器内科のアピールをお願いします
循環器内科の一番の特徴は、内科の中で一番手技が多いことです。外科に頼ることなく完結でき、心筋梗塞や不整脈などの疾患に対しては明らかな回復を見届けられることが魅力ではないでしょうか。また、患者さんの全身管理ができる科でもありますので、全般的な内科研修+専門分野の内科研修を行える当院の研修プログラムとの相性がとても良いように思います。つまり、ジェネラルな内科診療とエキスパートとしての内科診療のどちらも行える質の高い医師を目指せる可能性があるんですよね。
指導医として大切にしていることは何ですか?
「興味を持ってもらうこと」を一番大切にしています。研修プログラムを進めていく中で「興味のない分野」「不得意な分野」に直面してしまうのはよくあることです。しかし、それらは今後医師として活躍するための必要最低限の知識・技術だったりもするわけです。そんなモチベーションが下がってしまうような事態に陥った時でも、私たち指導医はあきらめることなく「試しに一度だけやってみよう」とか「実はこんな面白さもありそうだよ」と、いかに興味を持って、楽しみながら研修を進められるかといった部分にフォーカスを当てていきます。私たちの研修医時代は「背中で学べ」のスパルタ教育でしたが、もうそんな時代ではありませんからね。少しだけ過保護なくらいがちょうど良いのかなと思っています(笑)。
研修医や専攻医と接する上で気を付けていることは何ですか?
繰り返しになりますが「いかに興味を持ってもらうか?」を意識しています。「やってみたら意外と面白い」というケースも多々ありますからね。そのために、できるだけ研修医や専攻医と対話したり、ちょっとしたことでも声掛けをするようにしています。結局、興味のないまま嫌々やっているようでは、上達や成長に結び付きにくいんですよね。
研修医や専攻医に必要なことは何ですか?
「好奇心」と「向上心」。これだけです。知識や技術はしっかり教えますので、ゼロからのスタートでも問題ありません。あとはそうですね…、やはり医師というのも一人の人間ですので、豊かな人間性というのも大事ですね。「医師である前に人として」というのは私もよく口に出す言葉です。自分勝手だったり、独りよがりの人はダメですね。医療はチームで行うものなので、みんなで協力して何かをやっていこうという協調性の部分がないとなかなか厳しいものがあります。そういう意味では、学生時代に勉強や医学的なこと以外にもいろいろ経験してほしいですね。例えば、すごい重労働のアルバイトをしてみるとか、ボランティア活動に参加してみるとか、海外を放浪してみるとかですね。
後にこれから研修医・専攻医となるみなさんに
メッセージをお願いします
伝えたいのは「あなたは一人じゃない」ということ。当院には、あなたの無限の可能性を引き出し、それを着実に成長させるだけのプログラム・設備・人材が十分に備わっています。そして、病院全体が一丸となって、あなたの夢や理想を叶えるサポートに全力で取り組んでいます。研修先でも専攻医として働く病院選びでも、大切なのは「自分が、自分らしくいられる環境」です。