2023年
馴染みのある病院で、
夢だった職業の第一歩を
夢だった職業の第一歩を
山下紗奈さん
[臨床検査技師]1年目
静岡医療科学専門大学校(掛川市出身)
[臨床検査技師]1年目
静岡医療科学専門大学校(掛川市出身)
若い技師、女性技師が数多く在籍
中学の頃からずっと憧れていた臨床検査技師。その第一歩を、地元で馴染みのある中東遠総合医療センターでできたことをとてもうれしく感じています。当院の臨床検査室は20~30代の若い技師が数多く在籍し、女性技師が多いのが特徴です。ですので、何でも聞きやすいですし、やさしく、わかりやすく回答してくれるので、すんなりと知識や技術を吸収することができます。たまに別の病院に勤める友人と近況報告をするのですが、話を聞けば聞くほど「中東遠を選んで良かったな」と思いますね。
不安を払拭するため、約3ヶ月行われる日当直研修
もちろん、入職当初は覚えることばかりで大変でした(苦笑)。先輩方のレクチャーを受けながら、業務の流れや検査の方法、機械の取り扱いについて、繰り返し繰り返し学び続ける日々でした。特に、機械の扱いはすごく難しいです。当院には数多くの検査機器があるので、それをひとつひとつ覚えていくのがかなり大変でした。もうひとつ、1年目で印象に残っているのが日当直業務です。土日や深夜に一人で検査対応をしなければならないため、経験する前は不安や怖さしかありませんでした。ただ当院では、約3ヶ月にわたって日当直研修(先輩技師とマンツーマン)を行ってくれるので、これがすごくありがたかったし、自身の力になりました。まぁ、この研修自体がかなりハードだったんですけどね(苦笑)。
とにかく、勉強、勉強!
もうすぐ2年目となり、後輩も入ってくるのですが、今はまだ目の前の業務をこなすことで精一杯。一人前になるのはもう少し先になりそうです(苦笑)。それでもこの1年で着実にできることが増えました。特に一般検査に関しては、ある程度自信を持って結果を報告できるようになりました。目指すのは、医師や看護師、コメディカルの方からも信頼される臨床検査技師。ただ検査結果を出すのではなく、「なぜこのようになったのか?」といった経緯まで伝えられるようになりたいです。そのためには、とにかく、勉強、勉強! 先輩方を見ていても、すでにとてつもない知識量なのに、つねに勉強熱心だし、貪欲に「学びたい」「吸収したい」という姿勢を持っているんです。だからこそ、急にイレギュラーなことが起きても、柔軟かつスピーディに対応できるんですよね。私もそんな先輩方の背中を見て刺激を受けながら、「いつか先輩と同じレベルにまで」という思いを持って、日々邁進していこうと思います!