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医療技術職

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スタッフの声



医療機器のスペシャリストとして
高田智哉さん
[臨床工学技士]5年目
鈴鹿医療科学大学(磐田市出身)

救急を含めた、バラエティ豊かな機器に携われる

臨床工学技士は、医療機器のスペシャリスト。血液浄化装置、人工呼吸器、透析用監視装置(コンソール)といった多種多様な医療機器に対し、安全かつ的確に操作・管理していくのが主な仕事です。私自身、昔から機械を扱うのが好きだったのでこの仕事を選んだのですが、実際にやってみると、医療という特殊な現場ならではの面白みが随所にあり、思っていた以上にやりがいを感じられます。特に当院は2次救急病院ですので、よりバラエティに富んだ医療機器に携われるところが魅力ですね。

小さな不具合が、患者さまの命の危険になることも

医療の進歩とともに、医療機器の分野でも続々と最新のバージョンが登場しています。当院でも積極的に新しい機器を導入していますので、臨床工学技士としてはそれにいち早く対応し、操作やメンテナンス方法を熟知していく必要があります。「操作方法がわからない」「機械に不具合があった」といった際には、まずは私たちに声がかかりますからね。その都度、適切に、そしてスピーディに、疑問や問題の解決に奔走していきます。どんなに小さな不具合だとしても、それが患者さまの命の危険につながることもありますので、つねに気が抜けないですね。1年目だとなかなかできることは少ないのですが、場数や経験を重ねていくことで、緊急時でも冷静に対処できるようになっていきますので、そういう体験をすると成長と自信につながっていくと思います。

何より大切なのは「事前準備」

つねに意識しているのは「事前準備の大切さ」。操作方法の確認や機械の不具合もそうですが、大抵のトラブルというのは、事前準備の段階でクリアにすることができるんです。万が一の事態も考慮に入れて、綿密な事前準備を徹底することが一番なんですよね。そう考えると、やっぱりこの仕事に向いているのは「几帳面な人」なのかな。慎重になり過ぎてもダメですが、やるべきこと、確認すべきことを、ひとつひとつ丁寧に、確実にこなしていけるような人であれば、臨床工学技士として末長く活躍できると思います。私も中東遠に入職してから透析室を中心にさまざまな症例や医療機器に携わってきました。その中で、透析技術の認定取得などのキャリアアップも叶えてきました。そして現在は内視鏡センターの研修に注力しており、新たなフィールドでのキャリア構築も視野に入れています。このように当院は、臨床工学技士としてのさまざまな可能性を見つけ出すことができますので、興味がありましたら、ぜひ一度、臨床工学室の仕事を見学してみてください。




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