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入院中の患者さまからバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が検出されました


第1報(令和7年3月28日)

 当院で2025年3月21日に入院中の患者さまよりVREが検出されました。これを受けて、同病棟の患者さまのスクリーニング検査を行い、3月28日までに、計8名の患者さまよりVREが検出されました。症状のある方が1名、感染症を発症していない保菌状態の方が7名です。
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)とは、バンコマイシンという抗菌薬が効かない腸球菌のことです。VREは健康な人が感染しても症状が出ることはほとんどありませんが、がんや免疫不全等の患者さまや治療により免疫力が低下した患者さまにおいては感染症を起こすことがあります。
VREは便あるいは菌が付いたものに触れ、その菌が主に口から体の中に入ることで感染しますので、予防には手洗いや手指消毒の励行が有効です。

(参考)【特集】バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)感染症
 感染対策の徹底と環境整備、対象となる患者さまのスクリーニング検査などの対策をとり、早期の沈静化に努めていますので、当面、当該病棟の新規入院の受け入れを制限させていただきます。
 患者さま並びに関係者の皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけしますが、今後の経過と対応につきましては、引続きホームページにてご報告いたしますので、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。


令和7年3月28日
掛川市・袋井市病院企業団立
中東遠総合医療センター
企業長兼院長 宮地 正彦


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