整形外科
運動器(四肢関節、脊椎)の外傷と疾患を診療対象とします。
当センターでは救急センターやICUを有しており、近年ますます増加している高齢者の運動器の外傷(骨折)や交通事故などの高エネルギー外傷も脳神経外科、外科等と連携しながら診療します。
また昨今の超高齢社会におけるロコモティブシンドローム(※1)の主な原因となります、脊椎、股関節・膝関節の変性疾患の治療を重要課題として取り組みます。中年以降に生じる筋力の低下、バランス力の低下の原因を患者個々に検討し、手術療法、薬物療法、運動器リハビリテーションを組み合わせた治療計画を立てています。その為にも、地域医療との連携やネットワークづくりをめざしています。
スタッフは9名で、入院ベッドは約70床を予定しています。毎日、朝と夕方に画像カンファレンスで治療計画の検討を行い、早期離床、早期社会復帰を目指して治療を行います。
脊椎に関しては、脊椎脊髄疾患の治療に特化した「脊椎・脊髄センター」を開設し、脳神経外科との連携を強化することで、患者にとって中枢神経(脳・脊髄)・末梢神経・運動器の障害の治療をシームレスに(なるべく継ぎ目のないように)受けられる環境整備に取り組んでいます。
また、令和2年4月1日より手外科センターを開設しました。手や肘など主に上肢における外傷・関節症・神経障害・循環障害などのさまざまな疾患に対し、専属のリハビリテーションスタッフとともに専門的治療を行っています。
当センターでは救急センターやICUを有しており、近年ますます増加している高齢者の運動器の外傷(骨折)や交通事故などの高エネルギー外傷も脳神経外科、外科等と連携しながら診療します。
また昨今の超高齢社会におけるロコモティブシンドローム(※1)の主な原因となります、脊椎、股関節・膝関節の変性疾患の治療を重要課題として取り組みます。中年以降に生じる筋力の低下、バランス力の低下の原因を患者個々に検討し、手術療法、薬物療法、運動器リハビリテーションを組み合わせた治療計画を立てています。その為にも、地域医療との連携やネットワークづくりをめざしています。
スタッフは9名で、入院ベッドは約70床を予定しています。毎日、朝と夕方に画像カンファレンスで治療計画の検討を行い、早期離床、早期社会復帰を目指して治療を行います。
脊椎に関しては、脊椎脊髄疾患の治療に特化した「脊椎・脊髄センター」を開設し、脳神経外科との連携を強化することで、患者にとって中枢神経(脳・脊髄)・末梢神経・運動器の障害の治療をシームレスに(なるべく継ぎ目のないように)受けられる環境整備に取り組んでいます。
また、令和2年4月1日より手外科センターを開設しました。手や肘など主に上肢における外傷・関節症・神経障害・循環障害などのさまざまな疾患に対し、専属のリハビリテーションスタッフとともに専門的治療を行っています。
(※1)…ロコモティブシンドロームについては公益社団法人日本整形外科学会のホームページをご参考ください。
対象疾患と診療内容
最新型CTやMRIの導入にて骨折の診断率が格段に向上し、より迅速な骨折診断と治療選択が可能となっています。
大腿骨近位部骨折(転子部、頚部)の各種手術が最も多いと予想され、麻酔科の医師と相談しながら超高齢者も積極的に手術を行い、早期リハビリを行います。
変形性関節症(股関節、膝関節、肘関節、肩関節など)に対し保存的治療を行ない、必要に応じて人工関節置換術(股関節、膝関節、肩関節)や骨切り術(寛骨臼回転骨切り術,高位脛骨切り術)、関節鏡視下手術(股関節、膝関節、肩関節)などを行います。前十字靱帯断裂に対する再建術や、肩関節反復性脱臼、腱板断裂に対する肩関節形成術も必要に応じて行います。
関節リウマチに対しては、生物学的製剤、メトトレキセートなどを用いた薬物治療の他、各種関節手術(人工関節、滑膜切除、関節固定術)も積極的に行います。
脊椎脊髄疾患に対する取り組みに関しては、脊椎・脊髄センターのページをご参考ください。
学会発表も積極的に行う予定です。発表を行うことにより、最新の治療、知見の習得に努めていきます。
大腿骨近位部骨折(転子部、頚部)の各種手術が最も多いと予想され、麻酔科の医師と相談しながら超高齢者も積極的に手術を行い、早期リハビリを行います。
変形性関節症(股関節、膝関節、肘関節、肩関節など)に対し保存的治療を行ない、必要に応じて人工関節置換術(股関節、膝関節、肩関節)や骨切り術(寛骨臼回転骨切り術,高位脛骨切り術)、関節鏡視下手術(股関節、膝関節、肩関節)などを行います。前十字靱帯断裂に対する再建術や、肩関節反復性脱臼、腱板断裂に対する肩関節形成術も必要に応じて行います。
関節リウマチに対しては、生物学的製剤、メトトレキセートなどを用いた薬物治療の他、各種関節手術(人工関節、滑膜切除、関節固定術)も積極的に行います。
脊椎脊髄疾患に対する取り組みに関しては、脊椎・脊髄センターのページをご参考ください。
学会発表も積極的に行う予定です。発表を行うことにより、最新の治療、知見の習得に努めていきます。
診療実績
整形外科 手術実績
項目 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | |
総手術件数 | 980件 | 1,003件 | 1,152件 | 1,191件 | 1,249件 | |
外傷 | 726件 | 611件 | 662件 | 653件 | 736件 | |
(骨折) | (587)件 | (537)件 | (577)件 | (551)件 | (669)件 | |
脊椎 | 頸椎 | 30件 | 24件 | 39件 | 34件 | 31件 |
胸椎 | 11件 | 18件 | 18件 | 23件 | 12件 | |
腰椎 | 104件 | 118件 | 112件 | 121件 | 92件 | |
胸腰椎 | 5件 | 3件 | 6件 | 1件 | 6件 | |
合計 | 150件 | 163件 | 175件 | 179件 | 141件 | |
人工関節 | 股関節 | 68件 | 11件 | 15件 | 10件 | 59件 |
人工骨頭 | 0件 | 55件 | 55件 | 73件 | 76件 | |
膝関節 | 19件 | 19件 | 26件 | 27件 | 22件 | |
肩関節 | 8件 | 0件 | 1件 | 2件 | 2件 | |
肘関節 | 0件 | 0件 | 2件 | 0件 | 0件 | |
手指 | 0件 | 1件 | 0件 | 0件 | 2件 | |
合計 | 95件 | 86件 | 99件 | 112件 | 161件 | |
関節鏡 | 股関節 | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 |
膝関節 | 13件 | 32件 | 25件 | 13件 | 16件 | |
肩関節 | 7件 | 9件 | 3件 | 6件 | 7件 | |
肘関節 | 1件 | 1件 | 0件 | 0件 | 0件 | |
手関節 | 2件 | 10件 | 22件 | 41件 | 34件 | |
足関節 | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 | 1件 | |
合計 | 23件 | 52件 | 50件 | 60件 | 58件 |
脊椎脊髄センター 手術実績
令和5年度 | 外傷 | 狭窄症 | ヘルニア | 腫瘍 | 感染 | 変形矯正 | その他 | 脊椎固定 |
手術件数 | 29件 | 63件 | 25件 | 6件 | 8件 | 0件 | 9件 | 50件 |
頸椎 | 9件 | 16件 | 2件 | 1件 | 2件 | 0件 | 1件 | 9件 |
胸椎 | 6件 | 1件 | 0件 | 1件 | 1件 | 0件 | 3件 | 7件 |
腰椎 | 11件 | 45件 | 23件 | 4件 | 5件 | 0件 | 3件 | 32件 |
胸腰椎 | 3件 | 1件 | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 | 2件 | 3件 |
手外科センター 手術実績
皮膚・皮下組織・筋腱 | 神経・血管・リンパ管 | 骨・関節・靭帯 | 合計 | |
令和2年度手術件数 | 62件 | 40件 | 259件 | 361件 |
令和3年度手術件数 | 83件 | 63件 | 243件 | 389件 |
令和4年度手術件数 | 93件 | 70件 | 242件 | 404件 |
令和5年度手術件数 | 75件 | 76件 | 303件 | 454件 |
スタッフ紹介
浦崎 哲哉
職名 | 副院長 兼 整形外科統括診療部長 兼 リウマチ科診療部長 兼 脊椎・脊髄センター長 兼 医療安全管理室長 |
卒業年 | 平成元年 |
認定医・専門医資格 |
|
石井 久雄
職名 | 院長補佐 兼 診療部長 兼 手外科センター長 兼 臨床研修センター副センター長 |
卒業年 | 平成15年 |
認定医・専門医資格 |
|
落合 聡史
職名 | 部長 |
卒業年 | 平成21年 |
認定医・専門医資格 |
|
坂東 皓介
職名 | 医長 兼救急科医長 兼災害対策室医長 |
卒業年 | 平成27年 |
認定医・専門医資格 |
|
藤田 友樹
職名 | 医長 |
卒業年 | 平成28年 |
認定医・専門医資格 |
|
大島 和馬
職名 | 医長 |
卒業年 | 平成30年 |
認定医・専門医資格 |
|
宮地 巧
職名 | 医員 兼救急科医員 |
卒業年 | 令和2年 |
藤田 貴子
職名 | 医員 兼救急科医員 |
卒業年 | 令和3年 |
認定医・専門医資格 |
|
山﨑 寛也
職名 | 医員 兼救急科医員 |
卒業年 | 令和4年 |
認定医・専門医資格 |
|
北澤 謙太朗
職名 | 医員 兼救急科医員 |
卒業年 | 令和4年 |
認定医・専門医資格 |
|
学会認定施設
- 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科専門医基幹研修施設
- 日本整形外科学会認定制度研修施設
- 日本脊椎脊髄病学会椎間板酵素注入療法実施可能施設
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