脳血管内治療センター
脳血管内治療センター
中東遠総合医療センターには脳血管内治療センターが設立されています。
このセンターにおける脳血管部門は、24時間365日体制で急性期から慢性期までの脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血等のあらゆる脳卒中疾患に関して専門医が関わり、診断、初期処置、治療を行っています。
このセンターにおける脳血管部門は、24時間365日体制で急性期から慢性期までの脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血等のあらゆる脳卒中疾患に関して専門医が関わり、診断、初期処置、治療を行っています。
脳動脈瘤に対するコイル塞栓術の様子
常在している日本脳神経血管内治療学会指導医と専門医のもとで、急性期には、血栓除去や血管形成術、破裂脳動脈瘤コイル塞栓術を積極的に行っています。特に、大きな後遺症の原因となりうる急性期脳梗塞に対して、血栓除去術は県内で最多の治療を行っており、後遺症の軽減に成果を上げています。最近のトピックスである、急性期脳梗塞に対しての近隣の病院とのネットワークを構築して、この中東遠地域での急性期脳梗塞治療拠点病院を確立します。
また、今まで治療困難だった大型脳動脈瘤に対してステント支援により治療可能となり、県内では最多の経験があります。頚動脈狭窄症に関しては、循環器内科と共同で低侵襲な頚動脈ステント留置治療（CAS）により脳梗塞の発生と再発の予防を行っています。当センターでは、静岡県での唯一のCAS指導医として、県内各地からの紹介患者さまを受け入れ、治療を行っています。