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ボランティア心得


当院では、患者様が安心して医療を受けることができ、少しでも心のやすらぎを得ていただけるような環境づくりを心がけています。
病院ボランティアは、そうした環境づくりを担う、思いやりとやさしい気持ちで援助していただく活動です。

病院は、患者様やその家族のかたなど大勢の人が集まる特殊な場所です。
したがって、他のボランティア活動とは異なるいろいろな制約がありますので、次の事柄についてご注意いただきますようお願いします。

服装等について

  1. 服装は清潔で動きやすいものとし、胸にボランティア用名札をつける(活動によっては、エプロンの着用なし)。
  2. 靴はかかとの低い、音の響かないものを履く。
  3. 髪はきちんとまとめる。
  4. 爪は短くし、香水、化粧品、アクセサリー、マニキュアなどは控えめにする。

患者様への接し方について

  1. 患者様のプライバシーに配慮し、ボランティア活動中に知り得たことは、他言しない。ボランティアを辞めた後も同様に他言しない。
  2. 患者様には常に公平に接し、特定の患者様と個人的に親しくならない。
  3. 患者様から病気、薬、その他院内のことについて聞かれた場合には、自分の判断で答えず、「ボランティア」であることを伝えて、看護師などの医療従事者に連絡する。
  4. ボランティア同士の活動中の私語は慎み、患者様に対して無責任な対応や気持ちを不安がらせるような話はしない。
  5. 患者様やその家族から、金品や贈り物は一切受け取らない。
  6. 常に明るい笑顔や態度を心がけ、丁寧な言葉づかいで接する。

活動について

  1. 活動に要する費用は、自己負担とする。
  2. 活動にあたっては、開始時刻、退出時刻、活動内容を管理表に記入する。
  3. 予定表に記入した活動日、活動時間は必ず守る。やむを得ず休む場合は、できるだけ早めに担当職員に連絡する。
  4. 具体的な活動にあたっては、活動場所の責任者と相談の上行動する。
  5. 思想的、宗教的、政治的活動は一切行わない。
  6. 患者様に、薬、健康食品、健康器具などを勧めない。
  7. 病院が主催するオリエンテーションや学習会などにはできるだけ参加する。

その他

  1. 患者様の安全を図り、常に事故防止に努める。
  2. 他のボランティア会員と協調し、良い人間関係を作るよう心がける。
  3. 活動の前後の手洗い、うがいなどを励行し、自分自身の健康に充分気をつける。
  4. 病院で定められた健康診断は必ず受ける。
  5. 自分の体調の悪いときは、患者様に接しない。
  6. 患者様に対して、病気に関すること、特に迷信的な話をしない。
  7. 走ったり、大声で話したりすることは慎む。
  8. 私物は必ずボランティア室のロッカーに入れて施錠し、自ら管理する。
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