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平成26年度の目標

企業長兼院長 名倉 英一

 桜もほぼ咲き揃う中で平成26年度が始まりました。
 当院は昨年5月に開院し、当初の3ヶ月ほどは混乱がみられましたが、関係各位の熱意と努力、そして協力のおかげで、現在はおおよそ順調に診療ができるようになりました。平成26年1月〜2月の平均入院患者数は437人(87.4%)(平日458人、土日祭日399人)、外来は1,284人と、いずれも開院前の目標を超えています。すべての関係者に心からの謝意を表したいと思います。しかしながら、病院としてはゼロからの出発ですので、まだまだ改善すべき課題が見えます。今年度は開院年度の第一幕を終え、第二幕が始まる年度です。更なる飛躍のため、今年度は以下の3つの目標を掲げたいと思います。

 第一の目標は医療の質の向上です。 昨年、開院後の診療は、二つの病院の統合のため、運用と診療の手順の統一に重点が置かれ、安全性と確実性が重要視されました。今年はこれらに加え、より高い診療の質の向上に重きを置きたいと思います。診療の質とは何でどのように推し量るのでしょうか。診療の質とは医療を合理的な進め方に基づき正確な手順で行い、安定的なアウトカムを得ることだと思います。自分たちが行っている医療が世の中の標準なのかどうかをもう一度、見直したいと思います。標準的な診療プロセスを確立するためには医療機能評価で求められる基準を満たすことが必要となります。従って、本年は機能評価を受審するための院内体制を作り、本格的な準備に取り掛かりたいと思います。こうした作業の中で、旧掛川市立総合病院と袋井市立袋井市民病院の二つの伝統文化の融合し、新たな診療文化を形成できると考えています。
 また、他施設との診療内容のアウトカムに関する比較を行うためには、全日本病院協会によるQIプロジェクトが有用と考えます。これに今年度から参加することになりました。
 診療の質を証明するためには、500床以上の基幹病院で行うべき診療を施行していることを示さなければなりません。診療報酬では、地域の基幹病院の入院診療内容の基準として総合入院体制加算が設定されています。本年度中には当院でも、是非とも、これを算定できるようにしたいと思います。

 第二の目標は健全な経営体制の構築です。無駄をなくした効率的な診療を行い、健全経営を目指したいと考えます。新病院では目標を超える入院患者数と外来患者数を得ましたが、経営的には、まだまだ改善すべき余地があります。無駄の削減と効率的な運営の確立が必要です。しかし、最も重要なことは、患者さんに良質な医療を提供することと考えています。
 診療システムと診療材料等の全般的な検討ですから、経営改善ではなく、経営改革であり、効率的な経営体制の構築です。スタッフの業務内容と配置の見直し、医療の質を確保した診療手順の効率化、診療材料等の購入と管理の合理化などが具体的な課題と考えています。

 3つ目の目標は、臨床研修の更なる充実です。 臨床研修体制は病院の診療の水準を示します。昨年4月、掛川袋井の前期研修医プログラムに5名が参加してくれ、この4月から新たに6名が来ます。全員に良質な臨床研修が提供できるよう、熱意をもって臨みたいと思います。 臨床研修の対象は研修医だけではありません。質の高い医療はチーム医療で行われます。看護師、放射線、検査、リハビリ、栄養等の医療を支えるすべての部署でも良質な、しっかりとした研修を実施できる体制を確立したいと思います。

 以上の3つの目標の達成を目指し、患者さんからもスタッフからも選ばれる病院になるよう、今年1年、皆さんと一緒に頑張りたいと思います。

平成26年度の目標

1.医療の質の向上

  • 日本病院機能評価機構による機能評価の受診体制構築
  • 日本病院協会のQIプロジェクトへの参加
  • 総合入院体制加算の届け出

2.健全経営体制の構築

  • 無駄の削減と歳出の見直し
  • 診療単価の向上
  • 効率的な診療手順の整備と適正なスタッフの配置

3.臨床研修機能の強化

  • 前期研修医および専門医研修のプログラムのバージョンアップ
  • co-medical部門の研修機能の拡充
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